Part11からデータインテグリティへ
―コンピュータ化システムの規制要件とその変遷―

Part11からデータインテグリティへ
―コンピュータ化システムの規制要件とその変遷―

 

 

概要

1997年に米国FDAが発表した「Part11」は、従来の紙記録と手書き署名から
「電子記録・電子署名」を認める画期的な規則でした。
近年では、製薬業界や医療機器業界においてデータの信頼性が重要視されており、
各国の規制当局がガイダンスを出しています。2015年に英国当局(MHRA)から世界に先がけて
“データインテグリティ(DI)”に関するガイダンスが発出されました。
日本では、2022年3月24日には、日本SMO協会、日本CRO協会、日本製薬工業協会医薬品評価委員会が
共同で『データインテグリティ宣言』を策定・発表しています。

本セミナーでは、株式会社シー・キャスト 代表取締役 荻原健一氏をお招きし、
「紙から電子」への移行を促したPart11と、データその物の信頼性を求めた
データインテグリティ(DI)について解説します。

また、第二部では、弊社アガサから関連性の高いソリューションの紹介を行います。

 

 

登壇者プロフィール

荻原 健一(オギハラ ケンイチ) 
■略歴
横河電機製作所(現 横河電機株式会社)入社
プロセスコンピュータ、分散型制御システム開発・マーケティング担当
全社Part11プロジェクトリーダ
医薬システムコンサルティング部長歴任
2006年より野村総合研究所
ヘルスケア事業戦略研究室 上席コンサルタント
NRI認定ビジネスアナリスト
株式会社シー・キャスト代表取締役、現在に至る

■委員会
厚生労働省「新コンピュータ適正ガイドライン」検討委員会 副委員長
ISPE/GAMPジャパンフォーラム オフィサ(前委員長)
日本PDA製薬学会電子記録・電子署名委員会 副委員長
製剤機械技術学会 役員

■研究活動
厚生省医薬品品質確保に関する検討WG委員(1999~2001) (原薬)
厚生労働省医薬品品質確保に関する検討WG委員(2002~03) (固形製剤)
通産省/バイオインダストリー協会バイオ製品等における安全性確保技術に関する調査研究(2000)
日本医薬品原薬工業会コンピュータバリデーション検討委員(2001)
日本製薬団体連合会・製剤機械技術研究会合同電子署名PJTサブリーダ(2002~03)
ISPE(国際製薬技術協会)日本本部理事(2003~2009)

【開催概要】

日程 9月4日(水)14:00~15:30
申込締切 9月3日(火)16:00
開催形式 Webセミナー(Zoomでの配信)
参加費 無料
対象 ①医薬品、医療機器企業の品質保証、品質管理部門
②化粧品、健康食品等を扱うGMP関連企業の品質保証、品質管理部門
※上記の対象企業以外の方もご参加可能です。
プログラム

ご挨拶:14:00~14:05

アガサ株式会社

第一部:14:05~14:55

「Part11からデータインテグリティへ
―コンピュータ化システムの規制要件とその変遷―」

株式会社シー・キャスト 代表取締役 荻原 健一氏
1997年8月に米国FDAが発出した“Part11”はそれまでの「紙記録と手書き署名」から
「電子記録・電子署名」を認める画期的な連邦規則であった。
しかし、電子化の時代を先取りしたPart11への取組みはID/PWもない時代に
大混乱をもたらした。
それから約25年が過ぎ、2015年に英国当局(MHRA)から世界に先がけて
“データインテグリティ(DI)”に関するガイダンスが発出された。

その後、WHO、FDAそしてPIC/S等からも同様のガイドラインが相次いで発出されることになり、医薬品産業に大きな波紋を投げかけることになった。
「紙から電子」という時代の要請から発出されたPart11と、更に“データその物の信頼性”を求めたDIについて判りやすく解説する。

第二部:14:55~15:15

「Agathaソリューション ご紹介」

アガサ株式会社 セールス&マーケティング部 クオリティグループ

第三部:15:15~15:30

「Q&Aセッション」

※Webinar開催時間中に質問を募集予定です。

その他 ・フォームよりお申込いただきました方へ視聴用のURLをお送りいたします。
・競合製品取り扱い企業様、フリーメールでの申込についてはお断りする場合があります。予めご了承ください。

※受付は終了いたしました。

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