
紙運用からの脱却と海外対応を視野に入れた電子化の第一歩
──Agathaが実現する“使いやすさ”と“現場に寄り添う設計”
株式会社AIメディカルサービス様

企業概要
株式会社AIメディカルサービス

株式会社AIメディカルサービスは、2017年9月創業の日本発医療AIスタートアップ。内視鏡画像診断支援AIの研究・開発を専門とし、医師との共同開発によって臨床現場での使いやすさを追求。豊富な症例データと最先端のディープラーニング技術を活かし、国内外への展開を視野に入れた製品開発・臨床研究を推進中。革新的なAI技術により、医療の質と効率の向上に貢献し、次世代の内視鏡診断のあり方を提案しています。
- 所在地:東京都豊島区東池袋1丁目18番1号 Hareza Tower 11F
- 会社概要URL:https://www.ai-ms.com/
- 事業内容:内視鏡の画像診断支援AIの研究・開発
- 目的・効果: 業務効率化、海外拠点との連携
Agatha導入背景
医療機器の規制対応に関する社内文書や記録類を紙で管理していた同社では、保管スペースの不足や文書の劣化、検索性の低さが課題となっていました。さらに、海外拠点との連携における紙ベース運用の非効率性や、直筆署名にかかる業務負担の大きさも、電子化を進める大きな動機となりました。
お客様インタビュー
ーAgatha導入の効果はいかがでしたか。
Agatha導入前に期待していたことは、紙の削減による保管場所の縮小、紙の経年劣化の防止、検索性の向上、そして電子署名の普及による直筆署名にかかる時間の削減でした。導入後は、これらの点がほぼ想定どおりに解決されました。
- 審査対応の省力化:これまで大量の紙を用意していたが、PCひとつで完結。
- 署名業務の効率化:在席確認や書類の持ち回りが不要になり、ワンクリックで依頼・完了。
- 社員の負担軽減:紙の印刷・管理・運搬がなくなり、対応スピードが向上。
ーAgatha導入の決め手は何でしたか。
初めて電子化システムを導入するにあたり、最も重視したのは「入りやすい(導入しやすい)かどうか」でした。従来の業務環境とできるだけ近い見た目や操作感であれば、現場の抵抗感を抑えながらスムーズに導入できると考えました。
また、社内にはWindowsとMacの両方のユーザーがいるため、両環境に対応していることも重要な条件でした。
結果としてAgathaは、社内の現環境を再現できる柔軟性と、すっきりとしたUIを兼ね備えており、採用の決め手となりました。
ー現在のご活用方法について教えてください。
現在は、以下のような業務でAgathaを活用しています。
- 医療機器規制対応に関する社内規程、手順書、記録類の電子化
- 上記に付随する文書への電子署名運用
これまではほぼすべての文書を紙で作成・保管し、署名も直筆で行っていましたが、Agathaにより電子化を実現したことで、社内の運用負担は大幅に軽減されました。
ー今後の展望をお聞かせください。
最近、「同時複数レビュー機能」の存在を知り、活用の可能性について社内で検討を進めています。
さらに、海外拠点への展開も視野に入れており、グローバルな文書運用の統一基盤としてAgathaを活用できるよう取り組んでいきたいと考えています。
「Agathaは、現場にやさしい電子化システムです。初めての導入でもスムーズに運用できました。」
—— 株式会社AIメディカルサービス 薬事・品質保証本部
加藤 麻衣子 様