企業概要
IFCT (The Intergroupe Francophone de Cancérologie Thoracique)は1901年法に基づくアソシアシオン(民間の非営利団体)で、肺がんを専門とする独立非営利学術研究団体です。1999年の創立以来、肺がん患者の生存率とQOLの向上のために臨床研究の支援を行っています。
Intergroupe Francophone de Cancérologie Thoracique
会社概要URL: https://www.ifct.fr/
※下記記事はアガサの英語版記事を翻訳したものになります。
お客様インタビュー
■紙主体の手作業による文書管理では対応しきれない
IFCT様では品質管理・人材マネジメントに関する文書をファイルサーバーに保管していました。
品質文書は品質部門のマネージャーが管理し(文書作成・改訂・更新・配布・保管)、人材マネジメント文書(職務記述書、教育記録、修了書など)は各従業員が責任をもって管理していましたが、紙メインの手作業による文書管理では、次第に立ち行かなくなってしまいました。
例えば、資料リストはExcelのスプレッドシートで管理されており、従業員は文書を探し出して閲覧することが困難でした。さらに、レビューと承認の際には紙の書類に署名をしていたので、教育訓練の修了や書類の授受のたびに品質マネージャーは紙の書類を配付し、分類して保管する必要がありました。
そのため、文書の点数が増えるにつれて文書管理はますます困難になりました。
そこで、IFCT様は文書を探す手間が省け、レビュー・承認プロセスを容易にするAgathaSOPの導入を決定しました。求めていたのは、文書を保管し活用しやすくするだけでなく、レビュー・承認・確認のプロセスが自動化でき、各工程で品質文書の取り扱いが監査証跡に記録されるソリューションです。
<IFCTディレクター Franck Morin氏>
「いくつかの部門にまたがる大量の書類を共有フォルダで保管していると、そのうち、文書管理システムが必要になってきます。社内ファイルサーバーでは対応できなくなるのです。」
<IFCT品質保証マネージャー Carine Robert氏>
「アガサのプロジェクトチームはサポートが手厚く、いつもとても良い雰囲気で、プロジェクト開始当初から協力的でした。導入は数週間で完了しました。何か気になることや問題があるといつでも即対応してくれたので、効率的に進めることができました。」
■Agatha SOP導入の効果とは
Agatha SOPを導入後、品質文書の管理プロセスには大きな改善が見られました。
担当者ひとり(品質マネージャー)での管理ではなくなったので、人的ミスによるコンプライアンス違反のリスクを軽減することができました。
導入プロジェクトは迅速に行われ、立ち上げから利用開始までAgathaの専門家チームがIFCT様をしっかりとサポートしました。AgathaSOPを実際に使い始めたIFCT様のユーザーからは、効率的で使いやすいと社内でも評価が高いです。
今では25名のユーザーがAgatha SOPを利用しています。
<IFCTディレクター Franck Morin氏>
「Agatha SOPのおかげで、とても煩雑だった品質文書の管理工程が非常にすっきりと合理化されました。版管理の自動化やレビュー・承認管理がシステム化され、必要な文書をすぐに見つけられるようになり、教育実施状況の把握もシンプルで効率的になりました。」