臨床研究の文書共有・管理を効率化(一般社団法人 日本補体学会)

業種
その他
規模
101~300名
目的・効果
業務効率化、コンプライアンス向上、社外関係者との連携

企業概要

一般社団法人日本補体学会
一般社団法人日本補体学会は、補体研究についての研究成果の公表、内外の関連学術団体との連携及び協力等により、補体研究ならびにこれに関連する分野の進歩発展を図り、学術及び科学技術の振興を目的とし設立された。

Agatha導入背景

-事業内容とAgatha導入背景を教えてください
近年、補体関連遺伝子異常が関わる疾患を診断するための補体検査の必要性が高まっています。一方、現在、臨床検査会社で測定できる検査は、ごく一部に限られています。そのため日本補体学会は、病態解明や新しい診断法の開発を目指し、学会主導の補体検査体制の構築と新規研究開発に取り組んでいます。

 

本学会が中心となって実施している臨床研究があります。各研究には複数の施設が参加し、複数の検査会社が検査を行います。これまで検査データや症例報告書のやりとりをメールで行っていましたが、メールでのやりとりは非常に煩雑ですし、パスワードをかける手間がかかり、誤送信のリスクもあります。そのため、利便性向上とセキュリティ向上のためにシステムを導入することにしました。

一般社団法人 日本補体学会様

上段左から、日本補体学会事務局 高野慶子様、福森泰雄様、安田俊子様
下段左から、大阪国際がんセンター 井上徳光 教授、信州大学医学部 日高 義彦 助教

Agatha導入の決め手と利用方法

-Agatha採用の決め手となったポイントを教えてください。

他大学の先生からの紹介でAgathaのことを知りました。以下の点でAgathaを採用しました。

①MACで使える
Mac利用者が多いので、Macで使える点を重視しました。比較検討した他のシステムでは、Windowsのみというものもありました。
②見やすい・使いやすい
画面が見やすく、コンピュータが得意でなくても使いやすいシステムです。臨床研究の文書共有に必要な機能がシンプルに整理されていて、操作が分かりやすく簡単です。
「お試し」に申し込んで、Agathaにアクセスしたら、すぐに直観的に使い始めることができました。
比較したシステムは、自由度が高く、様々な機能が備わっていたのですが、色々なことができる反面、どの機能をどのように使うかを自分たちで考えて決めなければなりませんでした。システムに精通していないチームで自由度の高いシステムを利用すると、好きなように使い始める人がいたりして、管理が手に負えなくなるという話を聞いたことがあり、不安に感じました。
その点Agathaの場合、自分たちで考えなくても、臨床研究の文書管理に必要な機能がシンプルに見やすく提供されていて、メンバーが迷わずに簡単に使えると思いました。
③手軽に始められる
月額利用料も初期費用も手軽に導入しやすい費用体系です。また、クラウドサービスのため、使ってみて使いにくかったら、いつでもやめられる点でも、手軽に始められました。

-Agathaの利用方法を教えてください。

2017年秋にAgathaを導入し、補体関連疾患に関する臨床研究に利用しています。この研究には複数の施設が参加しており、また、色々な場所でデータが作成・変更されます。現在、以下の2つの使い方をしています。

<進捗管理>
検査の進捗状況をAgatha内でエクセルで管理しています。Agathaには版管理機能があり、すべての版が保存されるため、進捗をエクセルに記入して保存するだけで、関係者と常に最新情報を共有し、過去の情報も必要なときに取り出すことができます。
<症例報告書の作成>
検査データ(エクセル)の共有と症例報告書(エクセル)の作成・確認をAgathaで行っています。医師や担当者が検査結果を症例報告書に記入して保存するだけで、関係者間で最新版を共有でき、いつ・誰が記入したかの記録を残せます。過去の版が保存されているので、どこを変更したかも追跡できます。
分担医師・責任医師による確認もレビュー機能で行っています。今後は、他の疾患の臨床研究、倫理審査申請、学会内の運営(理事会、議事録等)などにも、順次利用を広げていく構想です。